科目名 □科学・技術史
担当教員   金子 和也     
対象学年   1年   クラス   [081]  
講義室   2E407教室   開講学期   前期  
曜日・時限   金4   単位区分   選択  
授業形態     単位数   2  
準備事項    
備考    

講義概要/Class Outline

今日、科学技術は日常生活や様々な分野において必要不可欠なものとなっており、毎日のように発展している。科学技術といっても、様々な分野や領域にあるため、全てについて学ぶことは不可能である。そこで、この授業では、そのような科学技術がどのような基本的な考え方に基づいて進んできたかについてその歴史を織り交ぜながら学んでいく。科学は、いつも順調に進むのではなく、紆余曲折しながら発展していくものである。歴史の中で、人々は何に興味を持ち、どのように問題を解決していったのかに焦点を絞って授業を行っていく。  

講義計画 /Class Structure

内容
1 光の科学[I]
第1回では、どのようにして光が様々な色によって構成されていることを見つけたのか、その歴史および実験について学ぶ。
2 光の科学[II]
光は波なのか粒子なのか、その歴史とともにその性質について学ぶ。
3 世界を測る。
昔はどのようにして地球の大きさを測ったのであろうか?この授業では、はじめて行われた地球の大きさの測定について、その歴史も踏まえて学ぶ。
4 地球の重さを量る。地球は動いている。
地球の重さをどのようにして量ったのか、どのようにして地球が動いていることを見つけたのであろうか?これらのことについて歴史も踏まえながら学ぶ。
5 宇宙の歴史と宇宙観[I]
近年の宇宙観測技術のめざましい発展から、宇宙の始まりや大きさがわかってきた。第1回では、昔の宇宙観の移り変わりについて学ぶ。
6 宇宙の歴史と宇宙観[II]
近代の宇宙観について学ぶ。太陽系がいつどのようにして作られ、惑星、月は現在どこまでわかってきたかについて学ぶ。
7 宇宙の歴史と宇宙観[III]
宇宙の銀河、銀河系、銀河団について学ぶ。
8 宇宙の歴史と宇宙観[IV]
現在、宇宙の観測から宇宙についてどこまでわかってきたか、また現在何が問題になっているのかについて学んでいく。
9 電気・磁気の不思議[I]
日常生活は、あらゆる方面で電気や磁気と深い関係をもっている。第1回では、電気や磁気の基本的な性質について、その歴史をまじえながら学ぶ。
10 電気・磁気の不思議[II]
電気や磁気による振動現象についてその性質を、その歴史をまじえながら学ぶ。
11 物質は何から出来ている?[I]
星や地球、生物など、宇宙にあるすべてのものは物質でできている。第1回の授業では、昔の人々は物質をどのように考えたのかその歴史について学ぶ。
12 物質は何から出来ている?[II]
物質の性質は、それが分子や原子から出来ていることによって説明できます。この授業では、歴史的なことも踏まえながら、これらのことについて学ぶ。
13 物質は何から出来ている?[III]
物質を構成する原子の構造は、どのようになっているのかについて、その歴史をまじえながら学ぶ。
14 まとめ
 

学習・教育目標/Class Target 歴史の中で、人々は何に興味を持ち、どのように問題を解決していったのかについて学ぶ。そして、科学技術がどのような基本的な考え方に基づいて発展してきたかについて理解することを目的とする。  
評価基準/GradingCriteria 秀:90%以上理解できた者、優:80?89%理解できた者、良:70?79%理解できた者、可:60?69%理解できた者。  
評価方法/GradingMethod レポートを60点、試験を40点とし、合計100点で60点以上を合格とする。  
受講上の注意/Class Rules 出席が全体の3分の2未満の場合は試験は受けられない。  
受講制限/Prerequisit  
関連する科目/Related Class  
教科書/Text
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指定図書/Assigned Books
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参考文献/Bibliography
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